スマホとボディランゲージの関係
皆さま、この画面はスマホでご覧になっていますか?
それともPCでしょうか。
日常的に使うモバイルデバイスのサイズが、
私たちの思考や行動に影響しているという報告はご存知ですか?
ハーバード大学の研究*1によると、
比較的大きなサイズのデバイスを使う人は、小さなデバイスを使う人に比べて
主張的な発言が多く、力強い振る舞い(ボディランゲージ)も多い傾向にある。
反対に、スマホのような小さいサイズのデバイスを長く使う人は、
普段の振る舞いや考え方まで小さくなっていく傾向が見られたといいます。
でもこの話、本当の問題は姿勢。
人は、両手両足を広げて大きな姿勢でいると自然に力が湧いてくる生き物です。
モバイルデバイスの前で小さくまとまる姿勢を取り続けると、
ネガティブな心理に陥りやすくなる。
と、ここまで読むのに既に50秒ほど画面を見つめておいでですね?
あと1行を読み終えたら、肩を回して遠くを眺めましょう。
そして、今日も上機嫌で行ってらっしゃい!
*1:Bos, Maarten W., and Amy J.C. Cuddy. "iPosture: The Size of Electronic Consumer Devices Affects our Behavior." Harvard Business School Working Paper, No. 13–097